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2008年3月

ハゼ

2100種類以上が全世界の淡水域、汽水域、浅い水域のあらゆる環境に生息し、もっとも繁栄している魚のひとつである。都市部の河川海岸にも多く、多くの人々にとって身近な魚に挙げられる。

成体の体長は1cm足らずのゴマハゼから、50cmを超えるハゼクチまで種類によって差があるが、よく見られるヨシノボリアゴハゼマハゼなどはいずれも5-15cmほどの小魚である。なお、ゴマハゼの仲間は日本最小の脊椎動物である。

体の断面はまんじゅう形か円形で、水底に接して生活する底生魚が多い。ひれは体に対して大きめなこと、背びれが2つあること、2つの腹びれが融合して吸盤状になっていることなどが特徴である。この腹びれで水底や壁に貼りつくことができ、水の流れが速い環境でも水に流されず生息できる。ただし背びれが1つしかないミミズハゼシロウオ、腹びれが吸盤状でないドンコカワアナゴなどもいる。

速く泳ぐ時は他の魚のように尾びれを振って泳ぐが、ふつうはおもに胸びれを大きくはばたかせることで泳ぐ。長い距離を持続的に泳ぐことは苦手で、短い距離をサッと泳ぐことの繰り返しで移動する。ただし水の中層でホバリングするように泳ぐキヌバリウキゴリドロメシロウオなどもいる。またトビハゼムツゴロウは水中を泳ぐことは少なく、胸びれを使って干潟の上を這って生活する特殊な魚である。

運動能力の低い底生魚ゆえ、体色は砂底や岩の色に合わせた保護色となっているものが多い。ただし温暖な海にはキヌバリ、イトヒキハゼハタタテハゼなど派手な体色をもったハゼも生息する。シロウオなど透明な体色のものもいる。

テッポウエビの一種Alpheus sp. と共生するダテハゼ属の一種 Amblyeleotris sp.
テッポウエビの一種Alpheus sp. と共生するダテハゼ属の一種 Amblyeleotris sp.

スジハゼ、イトヒキハゼ、ネジリンボウなど、砂泥底に生息するハゼは、テッポウエビ類の巣穴に同居し、共生することが知られている。テッポウエビは巣穴の改修と拡張を行い、ハゼは外敵が接近した時に視力の悪いテッポウエビ類に代わって外敵をいち早く発見し、テッポウエビに知らせて共に巣穴にもぐりこむ。

繁殖期にはオスが穴にメスを誘い、産卵をおこなう。巣穴は自分で作ったり、エビカニの巣穴、捨てられた空きなど種類や環境によって様々である。産卵後はオスが卵を守る。

藻類や水底の有機物(デトリタス)を主食にするものもいるが、ほとんどのハゼは肉食で、プランクトン多毛類甲殻類、小魚などを大きな口で捕食する。釣り餌にも貪欲に喰らいつくので、ハゼを狙った釣りは人気がある。その一方ではいわゆる「餌獲り」や「外道」としてもなじみ深い。何にでもガツガツと飛びつく人、またはそのような行動を「ダボハゼ」と形容することがあるが、ダボハゼは特定の種類を指さず、シマハゼチチブ、イトヒキハゼ、ウロハゼ、または姿の似たカジカ類などを指していると思われる。

多くの種類が佃煮唐揚げ天ぷらなどで食用になり、ハタタテハゼやキヌバリなどの美しい種類は観賞用として飼育もされる。目にする機会も多い上に捕獲も簡単で、古来より子どもたちの水遊びのターゲットにもなってきた。なお「ハゼ」という呼称は陰茎の古称「はせ」に由来するとされる。

参考:wikipedia

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サバ(鯖)

味噌煮がおいしい!

食べるネタばかりですみません。

サバ(鯖)は、スズキ目・サバ科のサバ属 Scomber・グルクマ属 Rastrelliger・ニジョウサバ属 Grammatorcynus などに分類される魚の総称。日本近海ではマサバゴマサバグルクマニジョウサバの計4種が見られる。

日本産サバ類

生物学的側面は各記事を参照のこと。

  • サバ属 Scomber
    • マサバ S. japonicus - 腹側は無地の銀白色
    • ゴマサバ S. australasicus - 腹側に黒い斑点が多数ある
  • グルクマ属 Rastrelliger
    • グルクマ R. kanagurta - 背中は曲線模様ではなく斑点列。日本では南西諸島だけで漁獲される
  • ニジョウサバ属 Grammatorcynus

文化

古くから日本人になじみの深い食用魚である。平安時代には中男作物として貢納され、また鯖売りの行商が行われていたなどという記録がある。文化の面でも幾らかの影響を与えており、弘法大師が旅僧の姿で鯖を請うたのに、商人または馬子が荷物の鯖を与えなかったため罰せられたという伝説がある。徳島県海陽町の「鯖大師本坊」など、古い坂や峠には僧が鯖を手にもつ像を祭っていることがある。

鯖の名称は、小さい歯が多いことから古代はそれを「小歯」と書き、「さば」と読んだことに由来する。鯖は一年中日本近海で漁獲されるが、特に漁獲量の多いマサバは秋がとされている。「秋鯖は嫁に食わすな」という嫁いびりに繋げた言葉があるが、現代では「脂肪が多いから嫁さんにはよくない」という解釈もある。

年を誤魔化す際の「サバを読む」という言葉は、鯖が大量に捕れ、かつ鮮度低下が激しいため、漁師や魚屋が数もろくに数えず大急ぎで売りさばいたのが起源という説がある。

また、フランスでは四月バカ(エイプリルフール)のことを Poisson d'avril (4月の魚)という意味で鯖をさしているが、これは鯖が4月に入るとたくさん釣れるためという説もある。

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